絵本日記2_絵本がケンカの仲裁?

<心によく効く絵本日記2>

 

・・・・最近、誰かとぶつかりましたか? 

    相手にはどんな事情があったと思いますか?・・・・・

 

こんばんは。今日の沖縄は本当にいいお天気でしたね。

そんな日はいつも夕陽に期待。

海が真っ赤に染まる、素晴らしいアコークロー時間でした。

 

今日ご紹介したいのは、人間関係で悩んだ時に読みたい絵本。

大人になると、誰かとケンカをするってことは少なくなりますが、

実は私、つい先日、夫と本音を伝え合い、久しぶりにぶつかりました。

なんでだろう?どうしてなんだろう?と、頭がグルグル。

でも、そんな夜こそ、絵本の出番です。

 

『わにさんドキッ はいしゃさんドキッ』

五味太郎さく 1000円 1984年初版 偕成社

 

歯の治療にきたわにさんと、歯医者さんの心の動きが

同じセリフで進んでいきます。

ドキ、こわいなあ、でもがんばるぞ、痛い、ひどいじゃないか・・・

ふたりともそれぞれの事情で、同じことを言っています。

ユーモラスなストーリーと絵に、ついついアハハと笑ってしまう。

ひとしきり笑ったら、

「ああ、そうか、相手にもこんな事情があるよね」

と穏やかな気持ちになっていきます。

 

相手の立場になるって難しいけれど、

絵本を通じて客観視できると、冷静になれます。

おかげで、翌日には仲直りして、より一層、絆が深まりました。

 

夫婦や職場、友達などの人間関係で悩んだとき、

もちろん、子どもがお友達と喧嘩をしてきた夜にも使える絵本です。

 

お休み前のひとときを、心穏やかに。

今夜も素敵な夜をお過ごし下さい。